2007年09月22日

なめないでいただきたい

こちらが言いたいセリフである。



山口母子殺人事件の犯人の少年が言ったセリフである。



金曜日の朝のワイドショーで裁判を傍聴しに行ったリポータの報告。

殺された奥さんのお母さんが意見陳述した後

検察官:お母さんの意見を聞いてどう思いましたか?
少年 :聞いていませんでした。
検察官:どうしてですか?
少年 :メモを取っていました。
検察官:本当にメモを取っていたのですか?

少年、後を振り返り、置いてあった自分のバッグから紙を2枚ほど掴み取る。
そして、検察官の下へつかつかと歩み寄り、検察官の目の前にその紙を突きつける。


検察官:本当にメモを取っていたようですね。

少年、その言葉を聞くや、検察官が持っていた紙を右手でひったくり、自分の席へ戻り、検察官を睨みつけ、

少年 :なめないで戴きたい!




どうです?

これが

・母親が恋しくてお母さんを求めていました。
・優しく抱きしめてもらいたかったんです。
・ドラえもんが何とかしてくれると思い、押入れに隠しました。
・泣き止んでくれないかと首に紐をチョウチョ結びしました。
・生き返ってくれないかと思い、セックスをしました。

の少年ですよ。

そして

・よければ生きていたい。
・大変な苦労があるのは覚悟している。

ですよ。

さらに

・僕が死刑になったら、本村さんより先に天国(?)へ行く。
 そしたら、本村さんが来る前に弥生さんの旦那さんになってるかも知れない。

ですよ?

「さらに」の後の事は、今回の法廷以前に言ってた内容ですが。


到底、反省しているとか思えないんですけどね・・・

殺された奥さんは、お母様と2人の母子家庭だったそうだが、お母様は、必死で伝えようとした言葉を「聞いていませんでした」と言われた時はどんなお気持ちだったのだろう・・・




前記事を書いた後、大人しく寝ようとしたのだけど、ふと朝聞いたこの光景が甦り、もう眠れません・・・


通常の感覚からすれば、バカな言い訳を!という様な内容でも打ち合わせをすればその部分は演技もできるし、刷り込み思い込みもするだろう。
だけど、こういう素の状態を引き起こされると本人の本来の地が見える。

どうにもできないよ。
この子。
いや、この人間。

8年もの間、自分のしでかした事を目の前に突きつけられてきたのにこの有様。
もしかしたら、今の弁護団の前は少しは「やばい!大変な事をしちゃったんだ」と思っていた部分が有ったのかもしれないが、今の弁護団が「死刑にはしないよ」、みたいな事を言い出したせいで、変な希望と自信がでてきてしまったと見える。


仮に上記の考えが、本当に一人の人間の中に存在する事が不可能でないにしても、しでかした事の償いはしなければならない。
どんなに反省してても償わなければならない事はある。
(と言ったって、亡くなった人が生き返る訳じゃないから、本当の意味での償いなんて殺人事件ではありえない。)

この少年は、
「本村さんに(拘置所へ)来て貰い、生の自分を見てもらいたい」
と言っているそうだが、何を見ろと?
「モンスターと本村さんは思っているみたいだけど、そうじゃない自分を見て欲しい」
とも。

何を勘違いしているんだろう。
こういう人間を無期懲役にして、日本の現状の司法では20年くらいで社会に出さす。
止めて欲しい。

この勘違いを増長させたのは誰?
私は今の弁護団だと思う。


人を殺した人間をかばう(弁護するってそういう事だよね?)なら、

反省してるし、そもそも殺意はなかった、更正している(できる)

とか言うなら、
自分の娘と結婚させる、
自分の命を賭してもその人間のその後を引き受ける、
の覚悟でかばってほしいですね。
弁護団の皆さん。

少年にも言いたいが、
一般庶民(所謂普通の善悪の感性を持っている人間)を

なめないで戴きたい!


posted by 葉山猫 at 03:19| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

矜持

人間としての矜持、とはなんだろう、と思う。


光市母子殺人事件。


記者会見で感極まって泣いた弁護士。


そんなに自分がかわいかったか?
そんなに自分が偉いと思ったのか?
世間の偏見に負けずに僕ちゃん偉かったって?


世間の目に四六時中さらされてるのは本村さん。
顔もあなた達弁護士よりも知られている。
かつ彼は、大事な物を失ってしまった事を家に帰るたびに思い出さされる・・・
世間の目は好奇の目もあれば、応援の目もあるだろう。
でも、どちらにしても人の目が注がれない時はないだろう。
そして、本来他人の目から逃れられて、ほっとできるはずの家に帰れば、そもそも何故こんな事になったのか、という大元の原因がすぐ甦る。
・・・家族がいないから。
妻がいないから。
血を分けて生まれた我が子がいないから。

本村さんが今どなたか(親御さんとか)と同居していようが、犯行があった家とは別の家で暮らしていようが、関係ない。
仮に新たに愛する女性が現れて、その方との間に子が生まれても彼の中の失われた奥さんと子供さんに対する思いは消えない。
(彼のような人間として非常に「できた」人には遺伝子を残して欲しいと私は思うが・・・いや、幸せを手に入れて欲しいと思うが・・・)

そんな本村さんが毅然として、あなた達弁護団よりも長い間世間と犯人に対する思いに耐えてきているのに、たった2年?かそこらの対応で感極まって泣いちゃったのか・・・
へぇ〜〜〜〜〜〜・・・


橋本弁護士が、学生のノリでぶち上げた(と私は感じているが)問題でこの弁護団の弁護士から訴えられているとかの話題もあるが、私は彼の主張は「あり」、だと思う。
私たち一般人が、専門職を調査させるという手段がある、という点を教えてくれた点だけでも評価できる。
以前の自分の記事でも書いたが、弁護士ってのは、何が何でも依頼人の利益をはかり、弁護をするって言うのも分かるが、そもそも「弁護士」って立場の人間が出てきた経緯を考えれば、なんでもかんでも「罪を軽く」すれば良いってもんじゃないだろう、と本気で思っている。
(経緯って、史実ではなく、人間の情理面から考えた経緯ね)


弁護士って職業を特別なものと思うから、難しく感じるんだよ。
普段の生活で、笑えない悪戯や失敗をした人間をかばおうとした人間を想像すればいい。

中学生以上で(いや、小学生、でもか)、例えば、家族が大事にしていた・・・そう、父親の高い釣り竿?をうっかり折ってしまい、その釣り竿を押入れに隠す。
父親が釣り竿がないと大騒ぎして、押入れで見つける。
その時「誰がやった!?」って話になって、自分がやった事がばれ、押入れに隠した理由が「もしかして、ドラえもんが直してくれると思った・・・」
と言ったらどうする?

そこへもってきて、母親が「××ちゃんは本当にそう思ったのよねー。お父さん許してやってくださいよ」
って言ったらどうなる?


「バカか!!!」

ってのが、普通の反応だろう。

「折っちゃったのはしょうがない。ならなんですぐに理由を言って謝りに来なかった!折った事より、隠して尚且つそんな言い訳を言うお前が信じられん! おまけに○○○(奥さんの名前)、お前本気で今の事言ってるのか!????
ってお父さん大噴火でしょう。


そういう言い訳をした我が子にも幻滅するし、その言い訳を後押しして我が子をかばう女房にも愛想をつかすだろう。


この話は、釣り竿どころじゃない。
人間の命の問題だ。
(だから、やっちゃったのはしょうがない、ってのは、もちろん当てはまらない。念の為)


弁護士としての矜持。
罪を犯してしまったが、人間としての矜持。
大切な人の命を2つも奪われてしまったが、なんとか相手を理解しよう、犯人の中にも救い(犯人にとっての)を見出そうと努力している人の矜持。


今現在は、3番目の人の矜持しか見えない。

1番目と2番目は、見えないどころか同じ日本人としてどこでどうしたらそういう路線が出てくるわけ?と言いたい事ばかり。
(こういう点でも、私に関して言えば「脳筋橋本」弁護士の「世間の皆さんもおかしいと感じてると僕は思った」は当たっている)


弁護士も本来の「弁護人」という意義をよぉーーーーっく考え直して、百歩(私の気持ちとしては1億歩以上)譲って、死刑を回避したいにしても、犯人に人間としての矜持を持たせてやって欲しい。
それが本当の「弁護士の矜持」だと私は思う。

『とにかく死刑を回避させて、無期懲役にでもできれば。
一旦無期懲役になった後は俺らは知らん。
運良く何年か後に娑婆に出てこようが一生刑務所だろうが、更正しようが再犯しようが、その時は俺らは関係ないし、弁護を再び引き受けなければまったく俺らは安泰だし、非難されるべき事はない。とにかく普段の活動主張どおり「極刑」を回避できたら俺らの活動としては勝利だ  かっこ犯人ガ人間トシテコノサキドウナル、ナンザドウデモイイかっこ閉じ』


とか考えてるんだろうと、素人の年食ったおねぇさんは思う。


そもそも最高裁の判決の意味は、とか、5年以上犯人が言ってきた内容が弁護団が変わった途端に変わり、それも過去の言葉に新しい解釈をして見せた、ではなく、ドラえもんとか言う全く寝耳に水の事を言い出した、とかにはもう言及しない。(ほんとは言いたいけどねっ。これでもかっって言う位に!(怒))


この先期待するのは、

裁判官:日本の司直としての矜持(私の意見が100%正しいとか裁判官も私と同じ考えになるはずだ!とかは思っていない。念の為)
橋本弁護士:仕事が忙しいとか、問題提起しただけだとか言わずに「茶髪の(脳筋)弁護士」としての矜持

を見せて欲しい。
posted by 葉山猫 at 00:48| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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