
さて、上記のキャラを見て、何を想像するだろうか?
(ちょっと画質が悪いかな? すいません)
鹿?
仏像?
宇宙人?
でもって、
かわいい
と思います?
これ、
「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクター
です。
この絵一つのお値段、1000万なり!
いやいやいや・・・
私は正直言って、パッと見た時、
うわ!? 何これ?
気持ち悪いかも・・・
と思った。
それにセンス0。
奈良県だよね?
奈良の代表的な風物である、仏像と鹿をひねりも何もなく合体させただけじゃん。
これが協会の弁によると、
電通、博報堂、アサツーディ・ケイの大手広告代理店3社からデザイナー12人の21作品の提出を受けコンペを実施し、識者ら10人のデザイン選定委員会で選んだと説明。
うはははは。
これが高給を取っているであろう、プロの作品かぁ・・・・
更にこんな事も言っている。
一般公募でなかった理由は、事業趣旨や県の特性にマッチし、全国的な訴求力も備えた作品とするため「専門性を持つデザイナーへの依頼が適切と判断した」という。
「全国的な訴求力」ねぇ・・・
「専門性を持つデザイナー」ねぇ・・・
今これが問題になっているらしい。
何が問題かと言うと、費用の点と、県民に何も事前の発表がなく、いきなり、「これシンボルです」、と発表した事。
そして、他にどのような作品があったのかも選考過程も一切発表されて無い事。
う〜〜〜〜〜ん。
一番の問題は「かわいくない」って事だと思うよ^^;
「かわいくない」から、県民もびっくらこいたんだと思う。
かわいいなら、日本人の傾向として
「うーん・・・いきなり出てきたのにはなんだけど、まぁ、かわいいからいいんじゃない?」
ってなると思う^^;
「なんだこれ〜〜〜〜!?」
という出来だから、黙って決めて且つ高額な費用をかけて、それで持って不本意な図柄がでてきたから、突込みがはいっているんだと思う。
女性へのプレゼントを考えればいい^^;
黙って準備していて、彼女が忘れていた何かの記念日にプレゼントを渡した。
彼女はびっくりする。
でも、その渡されたプレゼントが微妙で、およそ身に着けたくない、持つのも自分の沽券に関わるようなブツで、
おまけに、金額を聞いたら
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
っていう金額だったら、
すいません。
全女性を代表して言います(言い切り!)
「なんでこんなの買ったの〜〜〜〜〜〜(泣き)
それだけ出すんだったら、アレでもコレでも買えたのに〜〜〜〜〜〜〜!(怒)」
となるでしょう・・・
いえ、口に出さずともお腹の中で^^;
こうなったら、最初の思惑はどうであれ悲劇だ^^;
彼氏の審美感も選定眼も金銭感覚も不審の目で見られ^^;、次回このような事が起こらぬよう、なんとかして選定の場所に自分も参加できるように彼女は頭を悩ませ始めるのは請け合い・・・(爆
悪評紛々たるものらしいが、それに対する協会の弁と、それを報道した人の後日談?を次にご紹介する。
お役所仕事の何をかをいわんや、の最たるものです。
続きを読む