2008年09月04日

TRANSAMERICA トランスアメリカ

TRANSAMERICA 2005年米
ta4.jpg
                    (写真は Yahoo!映画より)
監督  :ダンカン・タッカー
脚本  :ダンカン・タッカー
音楽  :デヴィッド・マンスフィールド
主題歌 :ドリー・パートン


粗筋:
性同一性障害のブリーが、実の息子であるトビー(ケヴィン・ゼガーズ)に自分が父親であることを隠したまま、共にアメリカ大陸横断 (トランスアメリカ) の旅に出ることになる。(Wikiより)



お勧めです!



久しぶりに良い映画を観た。
以前、前知識無しに「ガープの世界」を見た時の感じに似ている。
見終わった感じは、ほんわかにっこりで違うけどね。

粗筋だけ読むと、荒唐無稽の色物の映画のように思えるかも知れませんが、決してそのような事はないです。

性を転換するなんて日常滅多にないわ!
と思うかも知れないけど、性同一障害を持つ主人公だからという訳ではない普通に起こりうる日常の出来事をそのまま描いている、という感覚かな。

まぁ確かに平穏無事な日常ではないですが、親子の問題とか自分がどう生きるかとか、大なり小なり常に問題が起きてはいないか。
毎秒毎に選択肢を目の前に突きつけられて選んだり、先延ばしにしてはいないだろうか。
という事です(笑


ネタバレも何もない、普通に生活している(しようとしている)人々を描いている、と思えた。
ただし、暗くならず悪人が出てこない、という点で甘い!と思われる方もいるかも知れないけど・・・

いいじゃないですか!

たまにはこういうのも有りで!(爆

(まぁ若干途中で悪人が出てきますが、主な登場人物に深く関わる訳ではないので・・・^^;)


登場人物に関しては・・・

息子役ケヴィン・ゼガーズが、超ハンサム!
いいわー(笑

kevin.jpg
映画ではもう少し若い時なのだろうか?
幼い感じがした。
髪が真っ黒で、ターミネーター2の子役にちょっと雰囲気が似ているかな、と思った。

つっぱってる感じがするのに、あら?と思うところで素直(笑

こういう大人が子供に接する場面、子供が不満を持ちながら親(大人)に従う場面や翻訳小説等から受ける感じは、あちらの家庭って、まだ親(大人)に権威があるのかな?と思う。

どう言えばいいんだろう。

日本では親が子供を分かろうとすると「友達」になろうとする傾向があるけど、あちらはあくまでも「導く者・親」として子に接しようとしている、と言えばいいのか・・・?
都合の良い時だけのヒステリックな親じゃなくて、ね。
・・・更に分からないか^^;

こういうのを感じるのはそこここにあって、
例えば
途中で知り合う親切なインディアンの血を引くおじさんが、トビーがクーラーボックスからビールを取ろうとした時に、バタンと足で蓋を閉めてしまう所なんかで「おぉー」と感じるのよね。

動作は乱暴だけど、日本だったら?

あいまいな笑顔を顔に乗せて、口だけで「だめよー」と言う人が多いのでは?

ってな事を言いながら、この同じ映画の中で上記とは真反対の親も出てくる。
それがブリーの母親なのだが(笑

愛情過多で自分の価値観の押し付け。
でも善人なのは良く分かるけどね(笑)



そして・・・
途中でトビーがブリーにお金を渡すシーン。
哀しかった。

何も言わずお金を渡し、これまた素直にお金を受け取る。
ほんの何秒かのシーンで、すぐになんでもなく次のシーンに移る。
こういう表現の仕方で二人の間にある溝と哀しさと不器用なトビーの愛(いろんな意味での)があるってのを表すって、すごいなぁ、と思う。

(・・・前から言ってるけど、日本のドラマは説明過多なんだよ!(怒)
だから嘘くさくなるんだよ!ヽ(`Д´)ノ)



主演はゴールデングローブ賞をこの映画で取りました。
いや、もうすごい!
不器用さ、男性が女性になろうとしているその動き。
声の出し方。
そして、女性として扱われた時の思わず知らずとても女らしい仕草が出てくるシーン。


うーん・・・
すごい!!!


もう、切なく切なくなってそばへ行ってそっと抱きしめたくなる。




ラストシーン
御伽噺になっちゃけど、あそこはインディアンのおじさんが住んでる町だといいな、と思ったけど・・・違うね^^;
私も夢見る夢子だなぁ(笑

ta1.jpg

エンドロールで流れる曲も良いです。
私は最初歌声を「ぇ?シンディローパー??」
とか思っちゃいましたけど^^;
懐かしのドリーバートンでした!
こんなかわいい声してたっけか?(汗
「9時から5時まで」なんか懐かしいですね!



まだこの映画見た事ない方は、役者さんに関しても予備知識なしに見ていただきたい!
いろんな事をぐりぐり考えつつ感心しながら見て、見終わった後に又驚きがある方がいいと思わない?(笑

以下役者さんに関してある意味ネタバレになるので
予備知識無しに見たい方は読まないでください。(笑

↓ ネタばれ! (一部の人はもう知ってると思うけどw)


ラベル:映画
posted by 葉山猫 at 15:41| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画&TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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