gremz発芽二本目275日目
おととい16時半頃、母が頭が差し込むようにとても痛い、と5〜10秒置きに顔をしかめ身体をすくませている。
聞けば2〜3ヶ月程前からすぐに治るけど時々痛くなっていた、との事。(そういう事は早く言え!)
でも、こんな間隔では痛くならなかった、と言う。
「救急車は絶対、絶対嫌!『ご近所の人にあれこれ詮索されたくない!』」と私にしてみたら唖然とする事を言い張る母親と言い合いする時間が惜しく、ネットで調べあちこち電話をし、頭関係の患者を受け入れる救急病院を調べタクシーを呼び問答無用で母を放り込み、横須賀市内の病院へ駆け込んだ。
病院着18時(タクシー2700円程の距離)
病院を出たのが、0時15分
家へたどり着いたのが、日付変わって1時前
それからご飯。(タクシーの運転手さんに頼んで途中でコンビニでお弁当購入)
「電話した○○です」と受付したのが、到着と同時。
30分位経ってから、血圧と熱をはかる。
「84歳の母で頭が痛いと苦しんでおり、診察して貰えないまでも痛み止めとかいただけませんか?」
(診察してからでないと痛み止めは出さないだろうと分かっていての確信犯的行動)
と声をかけて後、しばらく経ってから診てもらえたのが20時半頃。
その後採血・CT撮りが終わったのが21時〜21時半。
「母は84歳でもう体力的に限界なのですが、(先生の)状況がどうなっているのか見てきていただけませんか」と、しばらく静かになってる雰囲気を見て受付の人に頼んだのが23時頃。
「すいません。84歳の母が(以下略)」と廊下に出てきた看護師に聞いたのが、23時半頃。
その後しばらくし、先生が廊下の椅子のそばに来て、
医「CT映像では出血とかは見られません。でも小さな出血は分からないんですよ。(中略)今日は痛み止めを出しておきましょう」
と決着ついたのが、0時前頃。
ほんとに脳内出血の前兆だったら倒れているだろ!
救急センターの待合室で救急車を呼ぶ事になるよっ!
いや。分かっているのですよ。
最初に看護師さんが血圧と熱をはかり、吐き気はないですかと問診した時点で、母の緊急度が高くないと判断されただろう事は。
そして、緊急度が高いであろう方を先に診るというのは当たり前ですし。
この日はそう頻繁に救急車は来てませんでしたが、それでも運ばれてくる方はいましたし、そういう方のほとんどは高齢者で意識がないように見受けられました。
小さな女の子が首のコルセットをつけて運ばれてきたり(大事ではなかったようです)、バイクの交通事故の方もいましたしね。
高齢者のご家族が集まってくるのも見ました。
救急隊員の制服に書いてある地域名を見ると、横須賀はもちろんですが逗子の救急隊員もいましたしね。
(多分救急車でも40分以上かかると思う)
だからこそ黙って、古びた陰気な待合室の固い長椅子に座って待っていたのです。
(途中途中で我慢しきれず声かけちゃいましたけどね^^;)
でも、その間母は頭を押さえ顔をしかめ、体がギュッとなっているのですよ。
段々と間隔は延びていきましたけどね。
だけど・・・
18時着で病院出たのが0時過ぎってのは・・・
もう少し何かやりようが、もう少しどうにかならないのか、と言ってみたくなるのですよ(´・ω・`)
救急車で来てすぐに帰っていく方も何人かいましたしね・・・
その間治療も投薬も何もないですし・・・
母は痛みと待ちとでくたびれ果てていました。
横須賀というそこそこの町でこうなら、予算のない(ないのは横須賀も一緒か)、過疎化が進む地域だったらどうなのだろう。
病院や医者不足って深刻なんだな、
と今更ながら実感した1日でした。
念のため。
お医者様や看護師さんの対応は良かったですよ。
「面と向かって対応してくれた」時はね。
施設と医療従事者が絶対的に足りないんだろうなぁ・・・
その原因は、金、か?????
おまけ。
疲れさす事させちゃってごめんね、と謝りましたが、
次回もし何かがあった時は、救急車を呼んだ方が良い、と母も(今のところ)納得したようです。
もちろん、何でも救急車を呼ぶ、という事はしませんよ。
その後の母はくたびれ果てていましたが、大丈夫です。
近いうち、神経内科へ連れて行きます。
ちなみに、家を出る寸前に黒の餌入れに丸々1日分以上の餌とお水をたっぷり入れてから家を飛び出しました。(笑
ラベル:緊急医療