2009年10月03日

The Closer −お勧めDVD その2

枯れてしまいそうなgremz発芽88日目

The Closer


つくづく感心する。
私は単純なのですぐ感心する(笑

以前お勧めだぁ!と紹介したのはBONESというやはりアメリカ製犯人探しドラマだった。
人間関係が面白くてニヤニヤしながら見るのにうってつけ。

今日のThe Closerは、人間関係は良くある話。
と言っても主人公が周りに嫌われていると言う点が普通と思いっきり違うけど(笑

この主人公は好き嫌いがはっきりと分かれると思う(笑
とにかく主人公がエキセントリックだから。
でもかわいい。
と、
思える人は大ファンになるだろう(爆)
後で分かった事だけど、私の妹もこれの大ファンな事が判明した。

内容を簡単に言うと

題名のCloserとは、自白を引き出す人。
犯人に罪を認めさせて事件を終息させる人、って意味かな?
それにTheが付いているから、これぞ必殺解決人!ってな感じか。

異なる州(だったと思う)でのキャリアを捨てて、ある州の警察副本部長からの推薦で採用され副本部長補佐として赴任してきたブレンダ。
ところが腕は抜群に良いが、職務が第一優先。
言いたい事をづけづけ言うし、相手の気持ちなど斟酌しない。
(後でドッカーンと落ち込んだりするのだけど)
自分の要求を呑ませるためにはかなり高圧的になる。
かなり早い段階で恋人ができるんだけど、この恋人の心の広いこと!
五大洋を合わせたよりも広い!深い!
私もこの人(男性)が欲しい!
欲しいったら・・・
欲しいぃぃぃいいいいいいい!
はぁはぁはぁ・・・


このブレンダが頭の回転が速い。
ドラマの中できっちり伏線貼ってあるんだけど、それを見事につなげる。
このつなげ方が上手い。まぁ良くある「!」ってな感じで思いつくんだけど(笑
又、上のようなエキセントリックな部分はあるけど部下は守る。

BONESの方が犯人探しという点では興味深い。
こちらはどう犯人を落とすかって部分がメイン。
ただ回を追うごとにCloserの部分より、ブレンダを中心として起こる騒動の方が大きくなってきている気はする・・・

BONESは登場人物一人一人の性格付けと背景に、それぞれが一本のドラマの主人公になれるほどの肉付けがされている。
こちらはブレンダと恋人、副本部長、ブレンダの部下の一部3人(全部で6名なのかな)だけが肉を持っていて、特に残りの部下の存在感はかなり小さい。
それぞれ特色持たせているっぽいから、もっとそれぞれが活躍するシーンを見たいなぁ。
(中途半端な存在感のサンチェスとタオがお気に入り)

BONESは一般人とは違う特異な才能を持っている天才達が人間的に?成長していく物語
こちらは全登場人物が正にお隣のおじさんおばさん(お姉さん?)。もしくは友人。家族(爆)
警察内の権力闘争も妬みも嫉妬も全部普通の会社で起こっていること。

ブレンダをエキセントリックと言ったけど、いるよ。
こういう人。(時々私もなる)

いろいろ並べたけど、↑のようであるが、それなのに面白い。
ほんと面白い。
話の持って行き方、登場人物のセリフ、テンポ、なんだろうなぁ・・・

それともう一つの理由が。
最初に書いた「感心した」の所以。

演技が上手い!!!

とにかく上手い。
主人公ブレンダもむちゃくちゃ上手いと思う。
ちなみにメイキングの中で彼女へのインタビューがあったので興味を持ち、この女優さんを検索してみたら、ブレンダとはまったく異なる雰囲気と美しさで写っている写真が何枚もあった。
メイクさんと言うか俳優さんというか、こういう世界のほんとのプロってすごいなぁ・・・

でもこのブレンダ役の女優さん。
米国ではかなり有名な女優さんらしい。
「7月4日に生まれて」「フェノミナン」に出ているそうだけど、私はどちらも見てないので今まで知らなかった。
ある意味、すっごい汚れ役だよ、これ。
かなり誇張したエキセントリックさだけど、良くここまでキーーーーーッって演技を捨て身でやるよなぁ!
キーラ・セジウィックって女優がそこにいるのでなく、ブレンダ・ジョンソンがそこにいるって感じ。

で、更に驚きを持つのが、犯人達やレギュラー俳優じゃない俳優さん達の演技に驚く。
こっちの方が驚きがでかいか。

だってさ、唇震えるんだよ。
悲しみのあまり。
怒りのあまり。
唇だけって意思で震わせられます?
やって見たけど無理。(ぉぃ
口を細かく動かす事はできても唇そのものをワナワナと震わせるのは私には無理だった。

おまけにしゃべっている内に流れ出てくる鼻水、涙、よだれ。
全部そのまま映ってる。
泣きながらしゃべってて声がかすれているのもそのまま。
そのままってかこれも演技なのだろうけど。
鼻水を飲み込みながらしゃべる音もそのまま。
日本のドラマだったら、声がかすれたら「撮り直し!」ってなるのじゃないのか。
鼻水たらしたら、確実に撮り直しだな。
顔をくしゃくしゃにして泣く。怒る。
自分の美醜はおかまいなし。

この画面の向こう側の人達がそのままの遺族、加害者、被害者に見えてくる。
もしかしたら本国の人達には良く知られている俳優さん達なのかも知れないが、第3シーズンまで登場してくるレギュラー陣ではない俳優の数を考えると層が厚いなぁあああああああと思う。

唇の震えやヨダレ、鼻水もカットなしの画面で流れ出てくるから、多分役そのものになってるんだと思う。
この迫力はすごい。
訓練で唇震わす事ができるのだとしても、そこまで演技の訓練する事がすごい。

ただ・・・
ここまで褒め上げてから言うのはなんですが(笑
母国語の人が聞いても不自然さはないのかな。
日本のは、そんな言葉使わない、とかこんなシーンでそんな事言わない、とかそんな声のトーン、語調で言わないとかで冷めるので(笑

主人公が容疑者になりうる子供に優しく慰めを与えた後で部下に冷静に「瞳孔が開いていたわ。薬物とか調べて」という場面があったのだが、原語ではその子供に話しかけるのに「ハニー」だか「スウィートハート」とか言ってた。

この関係者から情報を引き出すためにはどんな風にでも装える(優しげ、怒れる人、敬虔で真面目そうな女性、他いろいろ)ってのがこのドラマの見所のメインなのだろう。
日本語吹き替えでは思いっきり優しげな語調に変えただけで話しかけていたが。
(日本語ではハニーにあたる言葉は・・・かわいこちゃん?(笑)いい子いい子、か?泣いてる17歳男子には不適当だねぇ・・・)

とにかく吹き替え声優さん達もかなりがんばってるドラマなので、声優の演技、外人さんの俳優達の演技、両方を楽しんでみてください。
(ブレンダ役の声優さん、大変だろなー)


後、もちろんお笑いもある。
ただし、大人がニヤッとする笑いだけど。
(ドタバタの掛け合いもあります)
ポリスアカデミーを楽しんだ方は初回から「お」ってなる人が出てますよ(笑
(ちなみに私が知ってた俳優さんは、副本部長役、↑の俳優さん、今までに2回出てきた初老?の弁護士さん・・・位か)

毎回捜査に使用した書類を箱で持ち歩いたり、私物の棚へのしまい方とか、人間関係(ブレンダと副本部長)とか、このドラマの脚本家達は極力リアルに近づけるように、との指示を受けてるような気がするドラマです。

それにしても、日本のドラマとのこの違いはなんだろか、ってのが毎回最後の感想。
で毎度ながら脚本、演出家の違いか、という結論。
海外ドラマが日本で放映されると結構人気でるじゃないですか。
って事は日本人の頭もアメリカ人と同程度の回転は持っている訳でしょ。
話の筋についていけてるんだから。
ヒットしたドラマしか日本で放映してないにしろ、筋についていけなければ、どこが面白いの?ってなるんだから。
説明過多だからしらけるんだよ。おまけにその説明が不自然だったり陳腐だったり、ありえなかったり・・・
なんで警察署以外での自白が多いの。
それも屋外で自分の気持ちを叫びあうとかないでしょ。
日本の容疑者は弁護士を呼ぶ権利があるとかの権利はないのか?
あっても警察は言わなくてもいいの?
お世話になった事ないから知らないが。


意味ありげな目配せや〜しないと、のセリフだけで、説明するシーンすらすっ飛ばして次の画面になる。
そして次の画面で又目配せや説明の結果を匂わせるセリフだけで
「あ〜〜〜(笑)なるほどね(にやり)」とか
「あぁやっちゃったのね、で案の定うまくいかなかったのね(泣)」
とかちゃんと推測できるんだから、ってか推測できるように脚本書けっての。
その間(ま)もドラマの演出の一つだし。

何はともあれ、BONESもこれもDVD2枚位、いや3枚位!は我慢してみてみてください(笑
最初の頃は特徴付けるためにかなり強調された人格・言動になってますが回を追うごとに全体の味が出てきます。
ある時まで気になっていたある事が、ある回の物語の中でうまく使われていたり。
私はさっき第3シーズンの第3話見て大笑いしていた所です。
いやーブレンダかわいいわ(笑




思うに「相棒」、古くは藤田まことの刑事ドラマがヒットしたのは、他の刑事モノや2時間SPとは違う肉付けが登場人物にあったからじゃないかな。
ただこのシリーズもかなり説明過多ですけどね。(´・ω・`)


posted by 葉山猫 at 17:23| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画&TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは

こ、これ、観たい!いえ、ホント(^^ゞ

たしかに、向こうの俳優さんは端役であっても、日本の俳優さんとは演技力の差が歴然としてますよね。と言うか、日本では主役級の俳優さんより脇役のほうが演技力があったりして(^^ゞ

私のサイトでもその昔書いたことがありますが、映画「ゴッドファーザー」で、ボスが殺されて内心「シマは貰った」と喜んでいるのに葬儀で悲しそうに装っている微妙な表情、なんてものは、日本の俳優さんにはまず出来ません、無理です。一枚のコインの裏表を同時に見せるがごとき演技力が必要ですもんね。せいぜい、アングルを変えて含み笑いと悲しい表情を交互にしてみせるのが関の山でしょう。

なので、観たいですね、こういうドラマ。

あ、そうそう、今は「ペリー・メイスン」のDVDをヤフオクなんかで探しています。丁寧に作られたドラマは何度でも鑑賞に堪えられますもんね。

このドラマ、日本のテレビで放映してくれると嬉しいのですが、どこかの局で放送したとしても深夜枠かなあ・・・。



Posted by poohpapa at 2009年10月03日 18:05
こんにちは!

>日本では主役級の俳優さんより脇役のほうが演技力があったりして
思います思います!
それとCMに出てくる名も知らぬ役者さん達も!
最近のACの「かあさん 俺俺」ってCMご覧になりました?
声だけの息子役はいまいちですが、おばあさんの演技とそのおばあさんのセリフ回し。
上手いと思いませんか?(笑
いきなり見た時は不覚にも涙が出てきました(爆)

>一枚のコインの裏表を同時に見せるがごとき演技力
そうなんですよ!

>こ、これ、観たい!いえ、ホント(^^ゞ
是非見てください!(笑

もしご覧になるなら、クローズアップされてセリフをしゃべっている登場人物の後ろにもできれば気をつけて見て下さい(笑
こまかな演技+演出してますよーー!

ところで、ペリーメイスンですか!
懐かしーーーー!
文庫本全部持ってます!
売ろうと思ってましたが又読み返してみようかしら・・・(笑

TheCloser 有料?テレビ放送で見れるみたいですよ^^
http://lala.tv/programs/closer/
妹もテレビで見てたらしいですが、今は放映してないみたいです。
もちろん深夜放送らしいです(爆)
Posted by 葉山猫 at 2009年10月04日 12:11
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