2010年05月28日

詐欺被害者と言うけれど

二本目gremz発芽326日目 窓の外は緑

次に書こうと思っていた記事が、なんとなく書く気になれなくなったので、今旬のニュースで。

IT会社関連先を一斉捜索=虚偽説明の疑い、社長ら聴取−仮想空間投資・埼玉県警
インターネット上の仮想空間を舞台にしたマルチ商法(連鎖販売取引)の投資話をめぐり、事実と異なる説明で会員を勧誘したとして、埼玉県警生活環境2課は27日、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で、さいたま市大宮区のIT関連会社「ビズインターナショナル」と関係先を一斉に家宅捜索するとともに、石原茂男社長らから任意の事情聴取を行った。
 捜査関係者によると、捜索したのはビズ社や同区の石原社長の自宅のほか、仮想空間のシステム開発を請け負ったIT関連会社「フレパー・ネットワークス」(東京都港区)など計16カ所。
 ビズ社は、実際に立ち上げていない仮想空間をうたい文句に計約100億円を会員から集めたとされ、同課は捜索で押収したパソコンや預金通帳などの資料を分析し、詐欺容疑での立件も視野に実態解明を進める。
 捜索容疑は、ビズ社社員は顧客を勧誘する際、ネット上の仮想空間で土地に投資すれば確実にもうかるなどと虚偽の説明をした疑い。(2010/05/27-12:01)


TVのニュースでも報道されていたが、私に言わせれば「なんだかな」である。
被害者とされる側に対して、
です。

申し訳ないが、仮想空間の土地に投資してどうする、と。
所詮電気信号。
電子空間にしか存在しないものであり、サーバーやデータが吹っ飛べば何も残らない。

どんなに大企業が絡んでいる、と聞かされても私なら投資しない。
どんな説明をされたか知らないけど、被害者として訴えている人々は、ネットワーク世界、ネット利用ユーザの傾向を知らなかったのか。


もしかしたら、仮想空間世界でリアルマネーも儲ける事ができる

セカンドライフ 公式HPはここ

の線を狙って、これを引き合いに出して説明されたのかも知れないが・・・

私もセカンドライフのアカウントを作ろうか、と思った事がある。
だけど、キャラデザインが気に食わなかったのと現実世界と同じような事を仮想空間内でしなくてはいけないような印象を受けたので、止めた。

セカンドライフでは、仮想世界内で流通している仮想通貨を現実通貨に変換できる。
他のオンラインゲームでも、ゲーム内で流通している通貨を現実世界の通貨で買える。
つまり、売る事ができる、現実のお金を儲ける事ができる。
禁止しているオンラインゲームもあるが。(FF11等)
”RMT”で検索してみてください。

確かにぼろ儲けできる可能性があるけど、濡れ手で粟とはいかない。

結局「売る」には、その仮想空間内で人気のあるものを押さえなくてはならないから。
もしくは、その仮想空間内の通貨を欲しい人にその通貨をリアルマネーと交換で売るならば、まず仮想通貨を仮想空間内で大量に稼がなくてはならない。

これね、結構大変よ?

だって普通にその世界で遊んでいる人たちと競って入手、稼がなくてはならないのだから。

FF11を例に取れば(RMTは禁止されているが)、24時間体制でゲーム内に常駐し、他の普通のユーザのプレイを妨害しながら稼いでいる。
当然一人ではできないから、複数の人間でやっている。

それがいわゆるモンスターと戦うゲームでなく、セカンドライフ的な現実世界を模した世界での事なら、当然の事ながら仮想通貨を稼ぐ方法は現実世界と似たものになるのじゃ?
どちらにしろ、その仮想世界のユーザが何を求めているか、何に人気が集中しているか、って常時監視してないと儲けられないと思うけど。
現実の世界より、流行のタームは短いし、早いよ?

仮に大儲けできるものを見つけても、運営会社がこのままだと他のユーザに不公平、もしくは運営上仮想世界内経済バランスが偏るって判断したら、あっさりとパッチがあたるよ?
通貨価値だって、運営会社の意のままになる。

それに、どういう世界観にするのかに左右されるけど、その仮想空間に参加してくる人達が、どういう物に魅力を感じるかってのは、その世界が立ち上がって見なければ分からないと思うんだけど。
戦うゲームなら、強い武器、防具、入手するのが困難で且つ可愛いとか他にない機能がついているものって見当がつくけどね。

単に現実世界を模した世界だとねぇ・・・

見て楽しい、やって楽しい、癒される、とかだよねぇ。
そういう場を仮想空間内で「自分が」提供しなければ、アクセス(利用)してくれる人はいないのよ・・・

仮想空間内の土地って・・・
セカンドライフみたいに、賃貸でもしようと思ったのかしら・・・
バーチャル(偽)銀座の一等地を買っておいて、そこを欲しがるユーザに賃貸?
広告スペースに、って思った場合も、そのエリアに一般ユーザが多くアクセスするだけの魅力がなければ、企業がそうそう大金払うとも思えないし・・・
売ったり買ったりする金銭は、ダイレクトにリアルマネーで取引できるようにするつもりだったのかしら・・・


それにしても。
一般公開する前に、先に土地を購入させるって有りなのかな?

有り、なのかなぁ。
現実世界でも大規模開発地域の土地を先に購入・転売して大儲け、って聞いた事があるし。
開発計画を発表する前に買い占めるとか法律には引っかからないのかな。

どちらにしろ、こういうソフトは開発にものすごく時間がかかる。
商取引的に合法でも、もっとソフトの出来が形になってから投資するとか、形になる前に早い者勝ちで賭けたのなら、それは自分の判断と言うしか・・・


結局、
なんでもそうだけど、目ざとい人間しか儲けられないのよ。

あまり同情する気になれないお話でした。


posted by 葉山猫 at 14:02| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます

えっと、部分的に反応いたします^_^;

<<一般公開する前に、先に土地を購入させるって有りなのかな?


はい、これが、有り、なんですよ。絶対に売れる(買い手が付く)のが確実な土地なら、他の業者を入れて手数料を「分かれ」にする業者など、ほとんどいません。両手数になったほうが良いのですから。ほとんど、というのは、私は「お互いに儲けようよ」と仲の良いお仲間さんと組むことがあるからで、そのほうが確実に早く成約になる可能性が高いからです。

で、一般公開前の割安物件を自社の会員とか予め顧客名簿に載っている人に優先的に紹介するのは、とくに大手業者ならではの手法ですね。

もちろん、違法行為ではありません。業法に抵触さえしなければ、売り方は自由なんですね。ま、良く言えば「自由」ということであって、別の言い方をすれば「何でもアリ」であります(爆)
Posted by poohpapa at 2010年05月29日 07:52
poohpapaさん、おはようございます。

やはり有り、ですか。
「値上がりすると思って買ったのに損した」とか逆に「儲けた」と言う話も聞くので、有りなんだろうな、と思ったのですが・・・

一般に公開=発表する前に、内部?の情報を特定者に伝えて儲けさせる、って株のインサイダー?みたいだなぁ、とふと思いまして^^;

そうすると、前情報を貰っても買えるのは資産がある人だから、お金持ちはますますお金持ちに、ビンボー人は相変わらず、って図式になりますねぃ・・・
哀しい(笑

ただ、これまた今回の事で思ったのですが、仮想市街を作って、建物の中でショッピングとかできる、つまりネットショッピングのHPが3Dのキャラ、店舗空間になった、というだけなら多分騒ぎにはならないと思いますけど(一般ユーザはそこで買い物するだけなら)、ゲーム要素が付加されていて、仮想空間内のなんらかの行動で仮想通貨を稼ぐ事ができ、その仮想通貨を使って、例えば自分の家を建てられる、などの遊び要素があったら、グラフィックスがきれいなエリアが個人投資家にあらかじめ売られていて、その家を建てる区画を買うのに割高な仮想通貨を払わされる、と分かった場合・・・
ネットユーザってのは怒ると思いますよ。

「ゲーム」というくくりになった時、ゲーム内では全ユーザが公平な立場からスタート、っていうのがゲームプレイヤーの求めるものだと思いますから。

なんか、元々のこの仮想空間を作ろうと言い出した人と「こりゃ儲けられるかも!」と考えた人(営業会社?)との間でギャップがあったような気がしてしょうがありません。
一部出来上がっているみたいですから、結構な労力が既にかかっていると思うんですよ。
一生懸命作っていた人は「なんでこんな事になっちゃったの?」って思ってるような気がして・・・^^;

すいません、妄想で長文になってしましました!
Posted by 葉山猫 at 2010年05月29日 09:57
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