映画で有名ですが、原作があります。
この作品はこの作者の処女作で、出版前の内容を読んだプロダクションが即映画化権を買ったそうです。
私も映画のノベライゼーションかと思って買って読んだのですが、内容がかなり密だったので驚き、後書きを読んで「おぉ。最初に小説ありきだったのか!」と分かった次第です。
映画は1986年封切りのお正月映画。
1986年って言ったら、もう20年・・・
今二十歳前後以下のお子達はこの映画ビデオでしか知らないのかー・・・
んー・・・
年月が経つのは早いわねぇ・・・ふぅ(遠くを見る目
来月24歳の私はぎりぎり記憶に残っている映画です。(願望
映画の詳しい感想は、見巧者の白くじらさんやcurious mamaさんがそのうちレビューしてくださると思いますのでおいておいて。(強制
この作品はねー
映画を見てから、小説を読んだ方がいいかなー
そしてもう1回映画を見る。
んー、でもどっちでもいいかな??
コクーン2もあるんだけど、今はコクーン1だけをば。
最初小説を読んだ時は、年老いた方達の記述場面でとても心が痛んだ。
そして、あー、アメリカも一緒なんだ・・・
って思った。
(おめでたいって思わないでね^^;
ここ最近道を歩いているお年寄りにとみに目が行くようになった。
父を亡くしてからかな。
そして、一人暮らしをしている母の身体の具合を思うと、尚更に周りのお年寄りの姿をいつのまにか目で追っている自分に気が付く。
父と1回位、外でお酒を飲んでみたかった。
カラオケというものに父と一緒に行って昔の唄を歌って驚かしてやりたかった。
パスポートという物を一度持たせてやりたかった。
もっと素直に言う事を聞けばよかった。
夜中にハッと目が覚めて、
「あぁ間に合わない!親孝行何もしていない。このままじゃ全てが手遅れになる!」
と暗い部屋で身もだえしていたのに、結局父に何も出来ずに逝かせてしまった。
電車に乗っているお年寄り、杖をつきながら歩いているお年寄り。
私は彼らを見る時に、何十年も前の若い時の彼らを見る。
肌が輝き、坂道も階段の上り下りも軽やかにこなす姿。
にっこり笑えば豊かな髪が顔を縁取り、道を行く若者を振り返らした娘時代。
筋肉が盛り上がり、日に焼け、白い歯が輝く男前達。
何故いつの間にか疎まれるのだろう。
横断歩道を青信号のうちに渡りきれずに必死に歩いているお婆さんに、トラックの運転手が怒鳴りつけている姿を見たことがある。
小学生だったが、コブシを握り締めた記憶がある・・・
暗い感じになってしまったけど、↑ のような気持ちを抱いた事があるなら、もしくは、ぼちぼち身体のあちこちが痛くなってきているのなら( ´ー`)y-~~、この映画も小説もお薦めである!
家宝である!
これはね、「童話」^^
おじいさん達のやんちゃな行動。
それを見て、「男っていうのは・・・」とため息をつく長年連れ添ってきた奥様達。
悪人がいない。(一応敵役みたいな人はいるけどね)
そして、
とてもとても心優しい宇宙人達・・・
映画はハリウッド映画らしく、最後にきていきなりの緊迫感。
いやー。
もう、手に汗握りますよ!
ここら辺は映画の方がいいかな♪
映画の方は、小さい子供に見せても充分に楽しめると思う。
でも・・・確か、途中にとても悲しいシーンがあったのだが、それは2だったのかしら??
それとも1の映画だけのシーンだったのかしら・・・?
(記憶力がぁぁぁぁぁぁああああああぁぁ)
でも・・・それはそれで見せても良いと思う。
ハンカチ要ります。
ティッシュ、箱で用意しておいてください。
親子で泣いて下さい。
映画の話になるけど、私はジェシカ・タンディという女優さんが大好きだった。
この後に書こうと思っている映画でも出演していて、迫真の演技をしていた。
「ドライビング・ミスデイジー」も見たいんだけど、残念ながらまだ見れてない(泣
史上最高齢の80才でアカデミー主演女優賞獲得。
品があって美しくて、謹厳実直もユーモアのある役柄もとてもいい!
旦那さんも俳優で、これまた素敵なお爺様(って感じじゃないんだけど)なのよーー!
日本にもいい俳優さんいると思うんだけど、特にドラマは何故あのように「けっ」(失礼)って言いたくなるような内容なのかしら・・・ (ほほほ
それに「技術のニッポン!」なのに、あの重量感なぞひとかけらもない特撮・・・
即「あ、模型・・・」って分かる画面・・・
演出(家のせい)?
脚本(家のせい)?
相方は、
「金の問題」
と言っているが・・・ (相方は実は撮影関係・・・
この作品は、本も映画もすばらしいので、「記憶に残る本」シリーズではなくて「家宝」シリーズにしました^^;
いいわよぅぅぅぅぅぅ!
あれ・・・
Amazonで本出てない・・・?
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体の方は大丈夫でしょうか。
って24歳!そんなに若かったのですか、結構古いのを知っていたのでてっきり(てっきりなんだー)…はっ、それとも永遠の…ふむふむ、うーん、えっ、願望?奥が深い。(^^;
このSFは好きです。
ずいぶん昔に観たのですが、レビューを起こせるほどは覚えていないので(はぃ、年です)、また観直さなければなりませんね。
私の両親も最近は調子が悪いので、時々実家に帰って話し相手になっています。今思えば、葉山猫さんと同じで、いろいろな場所に連れて行ってあげればよかったと思うことが度々あります。
繭がほしい、せつに願います。(_ _)
そうです!
100年経っても24歳でご挨拶いたします。
繭・・・
ほしいです・・・・
繭とコクーンに出てくるヘルス設備。
年寄りにしか効かないなんて!
望むところよ!
「コクーン」は、20年前に観たっきりなので、細部は忘れていますが、身体が自由になって、ウキウキと楽しそうにしている老人たちの姿が、愛しい映画でした。
わはは!
いえいえ!とんでも!
昔かたぎの偏屈で、今だったら問題になるような子供を叱る時に手を出す父でした。
でも、この両親の元に生まれて良かったな、と思っております。
ほんっとーーーに、
「いつまでもあると思うな、親と金!」
ですわねー( ´ー`)y-~~
子供が娘ばかりですから、飲みに行こう!なんて言ったらぶっ飛ばされるような父でしたが、無理やりにでも行くべきでした。
世の娘(息子)さん!
「(後で思い返す)私の思い出のために♪」(ひど・・・)
とでも言って無理やりにでも一度行ってください!
コクーンはお金を払って見に行った^^;数少ない映画の一つです (わはは