2015年08月01日

答の出ない問題@ 里親条件猫考

黒が逝ってしまってから数か月。
新しく家族が増えました。
kinta0_s.jpg


新しく迎え入れる事は、早いのか早くないのか。
黒助の身代わりにしてないか。
いろいろ考えました。

でも我が家に来た途端に「おぼっちゃま」の存在になり、この子はこの子でしっかりと家族の一員となりました。
黒のお骨と共に供えてある首輪に顔をこすりつけたり咥えてどっかに持って行こうとしたり、何故か黒助の首輪が大好きなんですよね。
黒助の匂いが残っているんだろうなぁ。
心の中の、この子とは別の場所にしっかりと黒助は生きています。

この子は個人の保護主さんから譲っていただきました。
予防注射も去勢もしました。


と言う事で、本題です。
いろいろ拝見していたさまざまな

保護活動側の考え方
里親の条件について


感じている事を吐き出させていただこうかなーと。
こんな電子の極小藻屑ブログでも炎上したらイヤだなー
でもモンモンとしてるのよねー
書いちゃおう。



里親サイト(多くは保護活動個人/団体サイト)、里親募集要綱を初めて真剣に読んでから、ずーーっとモヤモヤモヤモヤしているんですよ。

続きを書く前に、声を大にして断っておきます。
保護活動をしている方々には本当に頭が下がります。
人によっては何十万もの自腹を切って、時間も費やしている活動は生半可な気持ちではできないと感謝していますし、できる事があれば応援したいと思っております。
(amazon等で保護団体が欲しい物リストを公開しています。私も微量ながら送っています。)
決してこういう方々を非難するつもりも、活動が無意味とも思っていません。
何かをしなければ今の、無責任な飼い方や殺処分はどうにもできないのですから。


ですから以下に書く事は、保護活動、里親募集活動とは別の次元の問題として捉えていただければ、と願っています。

その問題を感じたきっかけは里親条件からなんですが、危険な臭いを感じたと言えば良いのか・・・


例によって記事が長くなりそうなので、結論を先に言うと
(地域猫なんて言葉をぼやかさず野良猫と敢えて言いますが)

野良猫と人間が共存できる社会になって欲しい。

この一言です。

私が疑問に感じ始めたのはほとんどの募集で

里親条件:
・60歳以上の方にはお譲りしません。
・必ず避妊手術をしてください。(予防注射・手術証明書を後日提示必須)

・一人暮らしの方はご遠慮ください。
・室内飼い必須
と書いている募集主も多いです。
(他にもいろいろ保護主、団体によって条件はありますが)


これだけを見れば、多分ほとんどの方がまぁしょうがないんじゃない?と感じるかも知れませんが。

そして全部と言っていいと思いますが、保護主、保護団体が掲げている目標が、
・殺処分0を目指す
・地域猫をなくす
・犬でも猫でも飼ったら必ず避妊手術


で、私は、私はですよ?
この、里親条件と目標が合体すると、そしてこれが、もし、もし、本当に実現したら。
その世界ってのは・・・

飼い猫はすべてブリーダー経由で購入した猫

血統種ばかりでなく、ミックス猫もひとつのブランドとなり、
「種:ミックス(交配相手によって毛色・柄の出方は異なります)」
なんて説明書がガラス窓に貼ってあり。

地域猫がいなくなっているのであれば、交配相手も人間が探さなければならないでしょうから、交配させる手間をかけたくない場合は避妊すべし、となり、

飼い猫はすべて一代限り
次の猫を飼いたければ、やっぱり店(ブリーダー)から買う。

こんな書き方すると人非人のようですが、実際普通の家庭でどこまで探す手間をかけるでしょうか??
手間をかけて移動、お見合い、お預かり(お預け)、交配、妊娠を実行しようとする家庭はどれくらいあるでしょうか?
サカリのついている間の家内の猫の行状も甘受しなければなりませんし、
当然飼い主は生まれた後は里親探しをしなくてはなりません。

そうなると・・・よっぽどの理由、覚悟のある人以外では、
妊娠・出産、母猫が仔猫をいつくしむ姿を見る事もなく、道で鳴いている哀れな猫をかわいそうだから拾うという状況は、地面に落ちている雀の子を発見するのと同じくらい稀になり、結局は猫を飼うと言うのは、店で(寿命のある)玩具を買うのと同じになるのではないのか?

と感じてしまうのですね・・・
既に犬はそのような状況になりつつあるような・・・

もちろん極論だとは自分でもわかってますよ?
殺処分0はともかく、日本中地域猫0の、すべての猫が飼い猫で避妊してある世界なんて実現不可能だとも。
避妊していない、特に血統種が脱走・お散歩・ご家庭訪問のあげく、「ちょっと・・・エヘ」みたいな事もあるでしょうし。

でも・・・ね・・・
募集主、保護団体の告知の仕方(多分表現)によっては、目標を推し進めた先の自然とは言えない世界をまざまざと感じてしまうのも事実なんですよ・・・

よしんば、
こういう条件付けは都会だけの話で、過疎地域、地方は違う!
というのであれば、それはそれでおかしいと思うのですよ。

命の重要さは都会も田舎も同じはずだし、人間側がこうむる被害も、都会も田舎もなかろうよ、と思うのです。

何故こうまで思うかと言うと、繰り返しになりますが、里親募集サイト、保護活動サイトの中に、
「(保護主から譲渡された以外でも)猫犬を飼うのに避妊させない人なんてどうかと思う!」
と強い論調で書いてあるところが少なくないのですよ・・・

無責任に動物を飼うのは人間のエゴ、とよく聞きますが、一方、遥かな昔から今までつながってきた種の存続を人間側の行いのせいで断つのはエゴではないんだろうか?

飼い主が葛藤しつつ結論を出す事で、なんでもかんでもとにかく避妊、避妊しなかった人間は悪!と言う事ではないと思うんですが・・・
もちろん何も考えずに増えるがままにし、多頭飼いが崩壊するというのは論外で罵倒されても仕方がないですが。

私も殺処分は今すぐにでも0にしたいし、安易に生き物を飼って、そして捨てる/処分と言う行為はとんでもないと思います。
又猫のいろんな行為が経済的、精神的、肉体的被害になり、猫が嫌いな方がいる事も知ってます。

でも「猫島」とか最近観光スポットになっているところもありますよね?
もちろん猫島の住人すべてが猫好きとは限らないでしょうけど、でも、こういう一部地域だけでなく世界中で猫好きも猫嫌いも昔から共存してきたのでは?

文明が発達してきて、愛護精神が説かれるようになり、多分昔あったような多くの残虐な人間の行為が問題視されるようになったのは喜ばしいですから、同じように発達してきた科学技術をもって、(保健所引き取りは禁止にして)安易な考えの○カ者が例え猫を捨てても、その地域で猫が生きていける、野良猫が人間と共存できる社会を作れないのでしょうか?
そういう社会を作るための、啓蒙、寄付、ボランティア団体と言うのはないのだろうか・・・


理想論なんでしょうねぇ・・・
答の出ない問題です。



もう一話題あるので分割!

  
ラベル:里親 保護活動
posted by 葉山猫 at 16:29| 神奈川 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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