2007年06月04日

リフォームあれこれ 見積りが高い方を選んだ理由

ううむ。
更新に又間があいてしまった。
いろいろ書きたい事はあったのだけど、バタバタしていて<(_ _)>

実家のリフォームの完成が目に見えてきた!

良かった良かった。

3月1日から工事だったのだろうか?
完成予定は5月30日だったけど、途中いろいろあり2週間ほど延びているる。


今回のリフォーム

住友の「新築そっくりさん

見積り:約2000万弱
そのうち、500万程は土地の改善費用。
家に関しては、1500万程ですね。

いやー。庶民には高い高い。
悪い事考えている方へ。
我が家一族の貯えは、なくなりました!(きっぱり)


最終見積り時には、もう1社(仮にA社)あったのだが、そこの見積りは家だけの費用で1000万程(妹の会社で口コミでも紹介して貰いたかったらしく大幅にディスカウントしてくれた)だった。

最後の最後までどちらにしようか迷ったが、結局住友さんにした。


何故安い方にしなかったかと言うと・・・

強いて言えば、営業担当者の違い、かな・・・

A社の担当者が感じ悪かった、というのではない。
むしろ感じは良かった。
お尻も重たくなく、最初からメジャーを持って家の中を飛び回り、こちらの細かなリクエストに応じて、あちらこちら計り迅速に対応策を提示してくれた。
途中から参加したデザイン担当者も感じが良く、母の身体や使い勝手を考えた工夫をしてくれた。

じゃ・・・なぜ?

答は・・・

こちらから言わないと」がキーです。


以前の記事にもチラッと書いたが、実家は屋根の葺き替えで元々の建築会社(M社)に屋根の葺き替えを依頼した。
ところが、そのM社の担当者が・・・
調子は限りなくいいのだが、こいつが訳分からない事をしてくれて結局裁判沙汰になった。(勝ったが)

で、上手に言えないのだが、これらの経験を通して思ったのは、素人ってのは本当にモノを知らない、って事だ。
日常生活上、もしくは今までの人生経験を持ってしても、建築やそれに関する法律等には通じていない。
自分の常識、つまり口に出さなくても「これくらいはやってくれるだろう」とか、「これが普通でないの?」というのは、通じない、と言う事だ。

さらに、重要なのは、自分の知らない事は、質問できない、って事

そして、あたりまえ、と言われてしまったら身も蓋もないが、顧客の利益を考えずに自社の利益を考える。
いや、自分の利益・保身を考える。

だけど、プロだと思っている相手の言う事を、素人が疑うってのは中々できないじゃないですか。
まして、当事者が昭和一桁生まれで、昔の美徳?を持っていて、依頼した相手を「信頼」する、悪く言えば、相手の気持ちを慮って何か疑問に思ってもはっきりと指摘できない優柔不断さを持っている場合は、目も当てられない結果になる。


なので、我が家では住友さんの営業担当者の「事細かに説明してくれる」、実際に「自社(の利益)とは関係ない事柄まで調べて教えてくれる」、と言う姿勢に一票を投じたわけです。


例を上げると・・・

1.家に初めて入った時、両社の担当者共にすぐに「床が傾いている」と言うのに気が付いた。

 住友さん:土地(土台)の傾きをどうにかしないと、せっかく上モノをきれいにしても、結局戸に隙間ができたり、いろいろ不都合が起きてくる。
 A社:土地の改善には触れず、家内部の工夫で傾きを軽減する方法を提示する。

どうしたかと言うと、我が家は住友さんの勧めに従って、土地の調査を行った。(超音波か何かを使って。もちろん有料)
その結果、土地の内部に空洞が出来ている箇所が何箇所か見つかった。
特に酷いところは、表面からすぐのところに大きな空洞があった。

実家は、道路に面した門(という程でもないが)からL字型の階段を上がって家の玄関に達する。
以前から母が、その門側に玄関前の庭を形成している部分が押し出してきていて、ブロックが門側の階段に膨らんできているのを大変気にしていた。
このままだと、階段側にくずれるのではないか、と。

今回のリフォームでは、両社共、門から玄関前の階段も対象に入れていた。
A社は、階段側の土留めに柱?か何かを並べて食い止める方法を提案した。
住友さんは根本的な解決方法を提示した。
つまり、土地の空洞部分にミルク状のコンクリートを注入する、という方法。

はっきり言って迷った。
実家の土地は借り物である。
そういう土地に多額の費用をかけていいのか?
でも、母は高齢だから(お母さんごめんね!長生きしてね!)、この土地を買い取って将来的には他者に売る、もしくは住居を賃貸にする、という事をこの時点では考えていたので、根本的な解決方法を選んだ。
(むろんこれで傾きが完全に止められる、未来永劫的なモノではない、という事は説明を受けた)

何より、傾きに関して長年母が疑っていた事柄が母的に実証された事(実家の上にとても大きな建物が建ってから傾きが始まった。水道(みずみち)が変わって土が流されたのではないかと疑っていた)、それが永久的なモノではないにしろ、少なくとも母の存命中に関しては大丈夫そうな改善を行ってもらえる、と言う点で母の安心感を得られる事が大きかった。

悪く言えば、住友さんの術中にはまったって事にもなるけど、我が家ではそうは思っていない。(あはは^^;)


又、A社が土地の改善に関して何も提案しなかったのは、A社にそのノウハウがなかった事による。
これは、土地の改善もしよう(したい)!と我が家で決議がされた時、この時点ではむしろA社に気持ちが引かれていた部分があったので、A社に土地の改善に関して聞いてみたのよね。
すると、自社内には担当部門がない、と言う事を言われた。
そして、他社を頼んで?土地の改善をするし、見積りも出してきてくれたんだけど・・・
(ちなみに土地の改善費用は住友さんとほぼ同じ)

結局、住友さんの担当者も言っていたけど、住友はマンションも建てるような位だから、土方は得意である。ノウハウもある。
自社内だから、責任の所在も情報の共有もOKである。(まあぁこれはいろいろだけど・・・)

他にもあるのよね。
土地の改善だけじゃなく、家の傾きをなるべく平均的にならすために家を上に引っ張り上げるとかに関しても、実家は建築当時のM社の売り文句のちょっと替わった工法(柱がない)で、パネルを組み合わせる、言わば積み木の様な家なのと、ちょっと見には土台と家屋をつなげるモノ(名前失念)が見当たらない事、等などがあったのだけど、それも住友さんの担当者がどうやって調べたのか分からないが(我が家にはその部分に関する資料・書類がなかった)、問題を解決してくれた。
この家を持ち上げるという工事は、うちの様な構造の場合かなり難しかったらしい。



2.これはまだどちらの会社にするか決めてない時、相談中に土地を買い取ろうと思っている、という話が出た。
すると、住友さんの担当者が、ふと頭をひねり、「この土地は○○制限区域だったんじゃないかな・・・?」と言い出した。
この制限区域に関しては我が家も知っていたのだが、詳しい事は調べてなかった。(だめじゃん・・・)

つまり、後日家・土地を売ろうとしても買い手がいないのではないか?という話なのだ。

そもそも、実家は築40年ほど。
家の土地を支えている石垣(の石)は今の法律では違反のシロモノ。
最初サンルームを作るとか我が家では盛り上がっていたのだが、増築は許されない(サンルームがこれにあたる)、建て替え(新築)も許されない、という事が判明していた。

いや、禁止自体はされてないからやろうと思えばできるんだけど、それには家の土地を支えている石垣の素材を別の素材にしないといけない。
更に今のなんとか法(失念)上、石垣を組み直すなら家の前の道路(昔は私道で農道)の中心から何mかそこら下げないといけない。

つまり、今の土地と石垣の状態では増築・新築は違反、それをしようとすると位置を改めての石垣組み直しになるのでおおごとになる。そして大問題なのは、土地が実質かなり狭くなる。

なので涙を飲んで、家の形は変えない(外壁の構造を変えない?)リフォームのみになったのだ。
(こういうリフォームだけなら許可が下りる)
かてて加えて、なんとか制限区域・・・
で、この時A社の担当者は、増築が違反だと言うけど、サンルームもこういう風に作れば建築確認者にはなんとかいい訳がつく(ごまかせる)という話をしたのよね。
(元の外壁はそのままにして、確認者が来た時は取り外せるサンルームの壁と屋根にするとか、なんとか)
最初それを聞いたときは、母をサンルームに座らせようと妹共々夢想していたので、心が傾いたんだけど・・・


で、土地の売買に関しては、
住友さん曰く、「売りに出すのは可能だけど、実質買い手がいるかどうか(いないと言いたいらしい)・・・いても安く買い叩かれるのではないかしら・・・」との事。

地主の弁護士に買取の打診をした時に、一応この制限区域の事を聞いていたのだが、
「あぁ大丈夫ですよ。方法はあります。将来的にもここは買い手が必ずいますし、隣の区域と同じ位の金額で〜云々」
とか言っていたのだが、何かひっかかりを感じていたのよね・・・

調べてみたら、隣の区域よりここは地価が安い。
それに、弁護士が提示した借地権保持者と地主との坪単価における負担の割合が相場と比べてかなり我が家が損。
(もちろん居住年数とかいろいろ鑑みての事)
それに方法はありますって言ったって、我が家が売りに出す時にお宅がうちの代理になる訳じゃなし、その時に法律の解釈だか抜け道だか知らないがその「方法」が取れなかったらどうしてくれる?
それに、ちょっと周りに聞いただけで、売りに出ているけど売れてない地所が結構あるじゃないの・・・(怒)



結局、屋根事件のせいで曖昧な箇所を都合の良い様に解釈する、法律の抜け道を探って何かを行うのは拒否反応があった(裁判、めちゃくちゃ疲れた。アンド腹立ちまくり)。
(自分本位に)楽天的、好意的に物事を捉える、といのは止めようである。


そんなこんなで、A社は、悪意がないにしてもこちらが聞かなければ答えてくれない、こちらの希望を実現しようとするあまりに工夫を凝らしすぎる。
いや、そういうとA社の人に申し訳ないな。
むしろ、これは自社の利益にならなくても私たちの不利益になりそうな事をちゃんと指摘してくれる我が家の住友さんの担当者個人の資質と、住友不動産の「会社力」に軍配が上がった、って感じでしょうか。

土地が自分の物にならないなら、土地改善を止めようかって話も出てましたからね・・・
かといって、土地改善を止めた分内装に金をかけるか、と言うと否!だし。
(そもそも土地改善は考えてなかった)
それに、こちらの口に出した疑問だけでなく、担当者が思いついた我が家に関連しそうな事柄をいろいろ調べてきてくれて説明してくれる、と言う点も目から鱗がいっぱいありましたし・・・。
妹や私も屋根事件で懲りたのでいろいろ調べはしたけれど。
知らないと思いつきもしないから調べる自体ができないのよねー・・・


この営業担当者さん(所長さんらしい)、
いつも楽しそうに目をきらきらさせて、家や最近の建材の新情報、新工法の話をしてくれてた。
いかにもこの仕事が大好き!、建築関係が大好き!って言う気持ちが常に伝わってきていた。
話好きでもあるので、彼の家族構成やらいろんな事も知ったが^^;
時々脱線しすぎて、ちょいと疲れることもあったが^^;

でもそれが決め手になりました。
これで騙されたら本望だ!位の雰囲気と熱意を感じる営業さんです。
(懲りない家族)

これが最終的な見積りの500万の差を撥ねのけた理由です。




まぁ、そうは言いながら実際に出来上がってくるといろいろ細かな問題は出てきたけれど、致命的なものはないし、それは又今度のお話。


ご参考までに。
住友不動産「新築そっくりさん」


ラベル:リフォーム
posted by 葉山猫 at 15:50| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
葉山猫さん、こんばんは

実に精細な記事で解かりやすいですね〜。お客様の心理や営業のノウハウまで手に取るように伝わってきますもん。

私のような素人にも理解できます(オイオイ^_^;)

これ、私でも住友さんを選びます。良い選択をなさったと思いますよ。長い目で見たら、差額の500万以上の差が出るでしょうね。

私も商売していて、こちらは知っていて当然でもお客さんは大抵は知らないこと、を先回りして説明することにしています。知っておいたほうが良いことは、訊かれなくても話しておく、というのは大切ですよね。

早くリフォームが完成(完了)するといいですね。

Posted by poohpapa at 2007年06月04日 21:25
こんばんは!

>私のような素人にも理解できます(オイオイ^_^;)
poohpapaさん・・・・ヽ(`Д´)ノ

あいも変わらず長文で書きなぐりですが、そういっていただけると嬉しい限りです。

それに
>これ、私でも住友さんを選びます。
安心しました!
一人(一部)を見て全部を判断する訳じゃないですが、やはり人と人とが関わりあう時、その人の人柄が結局物事を左右しますよね。
よくよく考えると(考えなくても?)恐ろしい話です。
今回住友さんが良かったからといって、他のケースでも同じく良いかと言えば、断言できませんもんね。(住友さんごめんなさい!)

大手も大手だから胡坐をかく場合と、大手ならではのノウハウを活かしてくれる場合とあって、これも結局は人、なんですよねー・・・
(M社めっ (怒)  あ。私人間できてない・・・)

poohpapaさんの仰るように、ちゃんといろいろ説明しておく方が後々こじれないですよね。
恨まれてもイヤだし、恨むのも精神衛生上良くないし。
実行しよう・・・

>早くリフォームが完成(完了)するといいですね。
ありがとうございます。
でも・・・リフォーム完了すると、次は預けていた荷物搬入と整理です・・・
うわーん_| ̄|○
Posted by 葉山猫 at 2007年06月05日 01:06
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