2007年07月11日

必殺仕事人2007

楽しみにしておりました。
ワクワクしておりました。

・・・

所々良かったけど、
全体的に言えば、今一だったなぁ(ふぅ
中村主水さん出てなかったら↑の良さも半減かも・・・

出演者は豪華だったように思う。
時代劇であまり見ない役者さんも出ていて、それは嬉しかった。

宇梶剛士さん、鬘似合うじゃない。
伊武雅刀さん、眼光するどいわ。
悪役陣は悪役らしく、かつ重みがあって良かったわ。
やっぱり、見た目も悪役に重みがないとねぇ・・・
増吉さんだけ、ちょっと類型的悪役くささが強かったけど・・・
発声の仕方なのかなぁ・・・
玉櫛役なかなか良かったような。
東山紀之扮する同心に何故かなついている?同心役福士誠治さんも良かったかも・・・
ほとんど見た目違和感を感じなかった。

だけど・・・
依頼をする場所のちゃちさ・・・
依頼人が依頼をするまでの不自然さ。
かてて加えて最後、子供が依頼をする時の更なる不自然さ。
舞台装置もさることながら、演技力か?
お約束のお布団の上でのあれやこれや。
不自然!(いや自然であればいいって訳じゃないけど。もっとこう・・・なんつーか・・・襲われてる女優さんの演技力か?)
・・・追憶の中でのダンナが殺された時も不自然だし・・・
腕の無い武士だったのか・・・それにしても緊張感無し。
ダンナ殺しておいて、目撃した妻放置?
もっと佐野史郎のアクの強さを出せると思ったんだけど、あーもったいない。
石橋蓮司さんさすが。だけどやっぱりもったいなさが・・・
だけど親子で同じ所にほくろ?をつけてるのね♪



以下、輪をかけて個人的好みによる言いたい放題。

私は、松岡昌宏を楽しみにしていたんだけど・・・
(DASH村の影響でTOKIOが好き^^;)
姿はいいとしよう。
目張りがなんか昔の京本政樹を思い出させて、ちょっと興ざめしたけど・・・
目張りを入れると特に男性は男前度があっぷするけど、あんなに濃く(長く)しなくても・・・

それに・・・
松岡君のキャラ、ああいぅ演出、というか設定なのかなぁ?
私には声の出し方が、気張り過ぎていてわざとらしく感じられてしまった。
それに、食べ物に拘るというキャラみたいだけど、その割りに鍋から器におたまでよそう時、乱暴すぎて汁跳ね散らかしていたよ・・・
(梅安がいたら、眉をしかめるに違いない。「そんなに落ち着きがないと、仕事に差支えがあるんじゃないかね?」ってな感じで)
ほんとのグルメ(芝居の中で)じゃないんだ、と思った。
なんか行動が軽くて?(使わない食材を片付ける時も)、今一抜け忍としての、なんつーか、重み?悲壮感?が無かった・・・
飄々としてやんちゃ、でも命を狙われる抜け忍、そして仕事人、かてて加えて食通っていう設定なら、行動が雑駁だとキャラが薄くなるような・・・
それとも、抜け忍だろうが単にやんちゃで食いしん坊なだけで殺す時とのギャップ「だけ」狙うなら、あんなに料理作るシーン出さずにうっかり八兵衛路線でもいいと思うぞ。
それに・・・いちいち箸?を口に咥えるな。
口に咥える動作がスムースじゃないから目にとまるのか。
細かすぎるのかも知れないけど、そういう所を丁寧に作ってくれると厚みが出るというか、質が高くなると思うんだけどなー

それから殺し方・・・
今までも奇をてらったいろんな方法を編み出してきたけど・・・
楽しみ?の一つでもあるだろうけど、これは・・・

大倉忠義のからくり源太の殺し方(殺伐とするな^^;)にも共通して思ったけど、武器?がヒットした後の表現方法が、私にはちゃちだし下品だと思った。(殺し方に下品も上品もないが^^;)
からくりの蛇がヒットした後、血しぶきの様なものが映されてましたよね?
あれ、いらない。
気持ち悪い。
喉に刺さる瞬間もいや。(後姿とかせめて横からとか。もちろん血しぶき無し)
どうせなら、締め技が無かったように思えるから刺さるんで無く、蛇が巻き付くとか。(ぉぃ
松岡君の方も、あれは・・・忍の毒薬か秘法を使ってるって事なのかな? だけど、ちゃち。
おまけに顔に被せる龍の絵。

必殺シリーズを全部真剣に見たわけじゃないけど(初期の頃は年齢が幼く?見せてもらえなかったし)、印象として残ってるのはあまり直接的な血液等の表現はなかったように思えるし、死ぬ瞬間の断末魔の表情自体に重きをおいてなかったような気がするんだけど・・・
記憶が捏造されてるかな??

三味線勇次も琴弦ひっぱった後、敵役の宙吊りの脚の痙攣で表わしたし、レントゲンにしても、盆の窪へのかんざし等の打ち込みにしても、「その瞬間」の表情はあまり大々的に前面に出してなかったような・・・
だから絵空事として、殺し方とは言えあまり抵抗無く受け入れられたのではないのかしら・・・
(琴弦で人間一人を独力で引っ張り上げられるか、とか言うのはおいといて)
まぁ、ありえない方法でお遊びなら徹底的に美しく表現しておくれ、という事。

例えば、松岡君のなんかは、
薬液がぽとりと落ちる筆先。
顔は映さずに、脚か手の痙攣。(もしくは後姿)
シーンが変わって、顔に龍の絵がかぶさってる。
とでも・・・(美しくないけど
どうしても龍の絵と不思議な秘薬?秘法?を使いたければね。
(煙はいらん。けど煙がでるのに何か必須の理由、気化した薬品とかだったら、まぁ有り・・・か)
どちらかと言うと、秘薬秘法を使いたければ、それが経口投与^^;しか
できないのなら、「如何にして敵役に口を開けさせるか」、という所に拘ればいいのにさ。
等と思いました。

私は楽しみに見始めて、でも最初の松岡君の殺しで敵役が口を開けて”待ってる状態”の画面を見て、もう真剣に見る気が失せましたです。はい。
そんなに長く口開けてるかぃ! と。
最後の詰め場でも、あんな目の周り黒くしたり顔色変えたり・・・
ちゃち!

過去に、事故として偽装する、という殺し方もあったと思うけど、今回の面子の殺し方だとそのストーリーは無理ねъ(`ー゜)、と思いましたネ。


後は・・・
和久井映見さん・・・
昔(CM全盛の頃)は好きだったんだけどなー
やっぱり貫禄不足が否めない・・・
常磐津師匠って色気もない。(三味線弾けると思えない。まして唄うなど・・・)
残念・・・
だからと言って、山田五十鈴さんクラスまで行っちゃうと貫禄と艶はあるけど、やっぱし今は盛りの華がない・・・(すいません!)
女ねずみ小僧の頃の小川真由美さんみたいな女優さんいないのかなー
かろうじて高島礼子さんあたりか・・・?


とは言いつつ、うまく中村主水の後継を作ったな、それも微妙に家庭内問題の表現方法を変えて、とか、「へへぇ?♪」という今後に期待したい内容もあり。
(忍の追っ手とか、玉櫛との絡みとか。遺された子供の養育?とか)
それに、屋根の上を渡り歩くシーンも俯瞰で撮っててそこら辺良かったし。
TVシリーズになってもこういう所は手を抜かないでくれるといいんだけどなぁー・・・


先に、殺し方を楽しみにする、みたいな表現を使ったけど、このシリーズが受けたのは、殺し方云々より、むしろ例えば、中村主水が仕事をこなす時いつもバッサリ剣の冴えを見せるのではなく、脇指使ったり卑怯ともいえるやり方でやったり、とにかく確実に依頼をこなして尚且つ自分も捕まらない疑われない(血痕つけるなどもっての外。逆に言えば東山君の袖切り取りは有り)、という描き方が、無意識的に観てる側に「・・・そうだよなぁ〜・・・」と思わさす部分(つまりある程度シチュエーションや背景がリアル)があったからではないの?
と思う今日この頃。
(それが表われていたのが、御不浄で倒れさしたシーン。アイドル使ってドカーンバキューンみたいなの作るんならこのシーンは汚い。不必要。だけど、世の不条理とか無常を根底に流したいなら重要。とは言いつつ、なんか構図が美しくなかったけどね)

池波正太郎さんの原作を読めば分かるけど、登場人物も設定も変えてもいいけど、「ヒットした原作」が持つ「骨」を無視すると骨抜きになる。
ただの殺し方オンパレード、それもありえない、だとただの漫画。
それもギャグ。

なにはともあれ、TVシリーズ放映を目論んだ設定になってると思う(主水さんはたまにしか出てこなくなると思うけど・・・)、人間関係も面白そうな絡みの設定にしてあるし、向後に期待!

必殺仕事人2007公式サイト


しかし私も時代劇一つでここまで良く書くな・・・
真剣に観てもいなかったのに・・・
・・・雨なんですもの。


ラベル:時代劇 TV
posted by 葉山猫 at 14:07| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画&TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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